ノンケねねし

ニコニコ動画が主戦場のゲーム実況者。
YouTubeでも随時投稿している。

【総合評価 ４点】
昔はかなり好きだったが今は微妙。
個人的にこの実況者に初見プレイは求めていないのだが、負担の関係か初見プレイが増えてきている。

【トーク力 ４点】
・既見プレイ時（縛り実況）
攻略法やデータを語り、その隙間をネタとなるすっとぼけトークで埋めている感じ。
ガチな攻略を聞きつつ、不意に来るネタで笑えるため非常に好み。
・初見プレイ時
どうしてもリアクションやキャラdis重視になりがちでワンパターン化しやすい。
シリーズものだと過去に繰り返した流れの再放送になりやすく退屈しがち。
今までにないシリーズだと面白くなることも多々ある。

【企画力 ３点】
縛り実況の内容はよく練られており、グダらないので気持ちよく見られる。
動画に挟まれがちなゆっくり茶番のようなものは自分には面白く思えなかった。
たまにやるゲーム以外の動画は面白いと思う、独特な世界観がよく活かされていると感じる。

【笑い・ユーモア ４点】
基本的に下ネタで構成されている。
とはいえ基本的には小学生レベルのものであり生々しさは薄いためそういう部分は気にしていない。
言い換えや突拍子のない世界観の開示をさも当たり前のように語り続けるトークは他の実況者との大きすぎる差別要素となっており高評価、非常に好みの部分。
視聴者からの質問への回答が面白い、ネタ番組のフリップ芸のよう。
しかしキャラdisともとれる部分のトークは若干不快感がありワンパターンで面白さを感じない。

【人間性 ２点】
視聴者への注意喚起をしっかり行ったり、動画内において他の配信者の名前を出さないところは好感。
自分のコンテンツを自分内でで完結させようというこだわりや配慮が見える。
しかし動画内での発言から隣人への配慮のない行動やXでの発信などところどころ危うい部分がある。

【頭脳・知識 ５点】
縛り実況における知識がしっかりしており、特にポケモンにおいては攻略サイトにない情報を独自に調べるなど非常に努力を要するレベルの知識を持つ。
ポケモン以外でも縛り実況であれば事前にデータを完全に把握しきってから実況に臨むなど知識面に関しては限りなく隙が少ない。
なお初見プレイ系統の実況に関してはその限りではない。
ニコニコ動画にて2010年前後あたりに流行った特定のあるネタに関しての造形が深い。
昔はよく語録が飛び出していた、今でもたまに飛び出す。

【好感度 ４点】
人間性の部分とほぼ同じ。
しかし他のゲーム実況者との差別化という部分をこれほどまでに持ち合わせている実況者は自分は他に確認することができていないので、その点で個人的な好感度はかなり高い。

昨今では「多様性」のごり押しによりいささか活動が窮屈かと思われるが、特に臆することなく自分のスタイルを維持する古参パンツレスラー(?)
その特徴的な下ネタは男子小学生を彷彿とさせる内容で、刺さる刺さらないの差は激しいものの一度ハマったら中々抜け出せない中毒性がある
そして、その下ネタを全くそぐわない歌唱力で披露してくれる。昔どこかでトレーニングを受けたのだろうか…

そういった側面から一見男子小学生のおふざけに見えるが、企画、教養、PSは一動画投稿者と思えないほど高く、それぞれが高いレベルでまとまっている
企画は低レベル縛りや最低戦闘回数という極限の状況に甘んじながらクリアに導く導線が整備されているし、
教養は昔の発言を鵜呑みにするならあの豊富な知識も納得だし(事情が事情なので詳しくは記載しません)、
PSに至ってはスト5で全一を取ったことを始め、全体的にゲームの腕は非常に高い。黙々と操作してるならともかく、実況しながら、歌いながらでも高いレベルを維持できるのはおいそれと出来る事ではない

最近だと視聴者と良く言えば喧嘩に近い態度も散見されるが、個人的にあくまでも「プロレス」だと思っている
元々自身のネタをよそに持ち出さぬよう喚起に努めており、お互いノーガードで殴り合うための配慮なのかもしれない
ねねしについて語る場が少ないため、某所ではどうしても意見が偏り反対意見は即異端者扱いされるのがオチではあるが、知名度(意味深)の割に荒れた話題が少ないのも、動画内では比較的平和なのもそういった喚起の賜物なのであろうと感じる