
最古参の登山チャンネルの一つです。登山記録や自然ドキュメンタリー主体のチャンネルとしては、先駆者的存在です。
登録者数10万人超の登山系チャンネルは現時点で「かほの登山日記」「MARiA麻莉亜」「とよの山遊び」「やまくっく・やぎちゃん」「JIN」が挙げられますが、この中で男性は「JIN」(このチャンネル)のみです。
カメラマニアであり、その映像力、編集力の高さは、
男性であれば「JIN」、女性であれば「とよの山遊び」として並び称され、双璧を成す存在です。
長編大作の山岳動画はこの人が始祖ですね。
のちに長編大作の名手になったアンザイさんやとよさんも、JINさんからの影響を感じますね。
登山者目線の編集、無駄な効果音や過剰なエンタメバラエティ要素に依存しない「映像クオリティ重視の」編集に徹しており、私たち登山者やキャンパーにとって大変実用性が高く、推薦したいチャンネルです。
・【テント泊登山】断崖絶壁30kmの道、黒部峡谷の歴史を歩く|旧日電歩道-下ノ廊下-水平歩道
・【テント泊登山】国内屈指の難関ルート八峰キレットに挑む|北アルプス後立山縦走
とりわけ上記2作は公開当時、登山者や山岳動画界隈で大きな反響がありました。今でも多くの登山者や視聴者に親しまれています。
このチャンネルをご存じなかった方は、まずはこの2作から視聴されることおすすめします。
「登山と映像が好きでやっていたら、いつの間にかこうなってた」
山の映像クリエイター・JINさんインタビュー
https://yamap.com/magazine/22532
自分のことをYouTuberとは思ってない
「山の映像クリエイター」
この言葉が一番しっくりきます。
家庭の事情で以前に比べると活動量は落ちたが、カメラや機材の解説動画も参考になる。ユーチューバー本人を前面に押し出して兎にも角にも売り込みたいアクの強い後発の人たちと違い、山そのものの感動や素晴らしさを伝えたいという気持ちが伝わってくる。この自然体が心地よいと感じるか地味でやや退屈と感じるかは、YouTubeチャンネルに何を求めてもいるかによって変わるだろう。私は山が大好きなのでこの人のようなやり方が最も楽しめる。
エンタメ消耗品が溢れかえるYouTubeに飽き飽きしている我々にとってクリエイター気質が光る良質コンテンツの存在は救いであり、心が洗われます。
YouTubeのネタ集めを目的に登山している人たちの動画と比較すると、
JINのように山やカメラがもともと大好きの延長で動画撮影→結果的にYouTubeに投稿するようになった人では、受け手の印象が全く違う。再生や登録者数の為の動画作成が悪いとは言わないが、
趣味の延長で好きなことやってる人は、やっぱりいいね。
登録者数も強制表示になるまでこの人はあえて非表示にしていた。
高評価数は今でも非表示にしている。
「チャンネル登録と高評価よろしくね!」という多くの承認欲求系の人がやってることには目もくれず非表示、そうした価値観を切り離すスタイル。
とにかく好きだから山の動画を投稿する。ただそれだけ。
それがこのチャンネルの魅力。
チャンネル開設時から見ています。特に丹沢山塊は私のホームマウンテンで毎週のように100回以上通っている山域なので、初期の丹沢動画はよく愛聴してました。
関西に引っ越してから活動量が低下してしましましたが、仕事や家庭環境の事情なので仕方ないですね。これからもマイペースで山を楽しんでください!
関西に引っ越してからはアルプス縦走系の大作は減りました。
その代わり鈴鹿山脈や関西近郊の山を中心とした短編中編がメインになっています。