須貝駿貴

QuizKnock (クイズノック)

須貝さんは明るくてトーク力もあり、見た目もイケメンで、いい意味で従来の東大（院）生像をかなり覆してくれた人だと思います。
一方で知性にもあふれ、実験や学習系の動画ではわかりやすく説明・解説してくれるので、これまで関心の薄かった物理の分野にも興味を持たせてくれました。
クイズプレーヤーだらけのQuizKnockの中で数少ないクイズ未経験者で、他の出演者の圧倒的な知識量に唖然とする姿は、同じく置いて行かれている視聴者にとって親近感がわきます。そんな須貝さんがだんだんとクイズが上達していく姿をみていると尊敬の念が湧いてきます。

チャンネル内での実験系の動画が面白いです。
夏休みの自由研究を短時間で完成させる企画は、簡単に用意できるもので尚且つ自由研究に向いている絶妙な面白さの実験でとてもいいと思います。
光るタピオカドリンクを作る企画の際は、使う材料について、なぜそれを使うのか(成分等)についてわかりやすい解説があり、動画が面白いだけではなく勉強にもなって良いと思います。
あと、彼は動画内では基本的に標準語で喋るのですが、たまに関西弁が出るときがあり、私も関西出身なので親近感が湧きますし、個人的にぽろっと方言が出てしまうのがツボなので、そこもまた良いなと思っています。

"クイズ"という教育的な内容なので、チャンネル自体が見ていて固くなってしまいがちですが、その中で、この須貝さんは、ギャグや面白さを時折混ぜることで、他の人の頭の良さを引き立たせつつ、このチャンネルを単なる教育系で終わらせない内容に仕上げていると思いますね。
ただ、いつも面白さだけを追求するだけでなく、たまに、クイズをスパッと正解してみせる様子は、さすがの一言です。そういったところの緩急が本当にすばらしいと思います。

クイズ集団の中で唯一クイズに詳しくないにも関わらず、持ち前の頭の回転率と知識で他のメンバーに劣らない存在感がある。ボケもツッコミも切れ味がいいし、率先して理系の実験企画や運動企画を作り、楽しい番組を作ってくれるムードメーカーなところも大好き。
実験系の企画では視聴者の目線に立って説明して、「こう考察するといいよ」とアドバイスをくれたりと、理科の先生みたい。
アニメやアイドルが大好きなところや、ハリポタの完コピしたり、お笑い芸人の真似をしたりと他のメンバーにはない突き抜けた個性が彼の魅力。

声が大きかったりノリが明るかったり、一見するとチャラい系YouTuber感バリバリの須貝さんですが、地頭の良さと育ち・性格の良さが軒並み高いQuizKnockの中でも人格面で目を見張るものがあります。
須貝さんの人柄の一端が見えるのは「東大生ならどっちを取る？究極の2択大激論！」で話された「科学とは続いていくもの、これまでの人々から自分達が受け取り、未来の人々に手渡していくもの。自分だけが手に入れる必要はない」という考え方ではないでしょうか。
全知を否定するのではなく、そこにいずれ至る人間の可能性をこんなに真っ直ぐに肯定する言葉が出てくる須貝さん、本当に素晴らしい人だと思います。

QuizKnockの面白長兄みたいな方。
元々クイズ畑ではなく、面白さ優先で入ったこともあり、頭脳担当というよりかは肉体・体力担当で、そちら側の企画に定評がある。無論頭脳も良し。

周囲や視聴者を見下す姿勢が目立つ。他のメンバーは表面的には取り繕えている分かなり悪目立ちしている。
落とし物の捜索に協力してもらった警察官の調書の書き方に文句を付けたことをあたかも武勇伝のように話していたり、イベントに応援うちわ（うちわとかアイドル気取りかよこいつ…）を持ち込まないファンに対して「うちわ作れないとかありえない」なんて有料ブログで書いたり、とにかく自分を立てて褒めちぎられないと満足できない人なんだろうなあと思う。
早く卒業してほしい。

クイズ未経験者ながらYouTuber向きだからとQuizKnockメンバー入りした珍しい古参メンバー。
そのため比較的視聴者寄りの目線を持ち、時折飛び出すメンバーたちの超人奇人ぶりに対して視聴者の声を代弁してくれる。
とはいえ、本人も東大で物理学の博士号を取得しているほどのインテリであるため、単純な知力ではひとかど以上。

メンバー内のムードメーカーという役割で動画を盛り上げるのが主な役割。
メンバー入り当初はクイズを勉強する企画などクイズ競技未経験であることを活かした動画の主役になっており、近年は芸人顔負けのネタを見せることもある。

市岡元気さんやでんじろう先生のような、科学の先生になるための講義を受けたこともあるらしく、1時間自由研究皆勤賞なのもそこから来ているのか。