2025年4月、YouTuberの「ヒカル」が「元気だ米」というプロジェクトを立ち上げたことが話題となっています。このプロジェクトは、農家から60kgあたり2万3000円(新潟産コシヒカリと同等価格)でお米を買い取り、消費者に5kgあたり3980円(送料別)で販売するというビジネスモデルです。
ヒカルは動画内で「お米を作れば作るほど赤字になる」という日本の米農家の現状を指摘し、このプロジェクトを通じて「農家が儲かる構造」を作ることを目指すと説明しています。発表から数日で購入希望者は1万8000人を超え、販売希望の農家からも85件の問い合わせが寄せられるなど反響がありました。
一方で、「中抜きだ」「相場を無視している」といった批判も上がっており、SNS上では計算上の利益(60kgあたり約2万4760円)について議論が起きています。これに対してヒカルは、以下の動画内にて、精米や小分け、保管、配送などの各種コストを差し引くと「計画上で10%前後」の利益率だと反論し、「赤字になりかねない」とも説明しています。
アンケート
あなたはヒカルの「元気だ米」プロジェクトを、支持しますか?
主な論点
- YouTuberが農業問題に取り組むことの是非
- 「元気だ米」の価格設定(農家からの買取価格と消費者への販売価格)は適切か?
- ヒカルの説明(利益率10%前後、赤字リスクあり)は信頼できる?
- このプロジェクトが日本の農業問題解決に貢献する?