
この人は編集力が高くクオリティの高い動画を提供してもらってます。
紹介の仕方や他の物との関係も詳しく話されているので分かりやすく、偶に総集編を出してくれるので作業用にも使わせてもらってます。
SCP解説チャンネルの最大手。動画の形式としては、聞き手役の霊夢と解説役の魔理沙で進めていくスタイルで、概要や補遺を一度流して後で魔理沙がまた順を追って解説していく流れとなっている。結果的に同じ内容が繰り返されることになるので、若干くどく感じるかもしれないが一度流すだけでは頭に入らないこともあるので悪くない構成だと思う。考察も見応えがある(時々ちょっと違うんじゃないかと思えるもの、指摘されることもあるが、元より考察というのは作り手の考える正解の答えに辿り着くとは限らないのでこんなものであろう)そして一番信頼できるポイントは、長編物のSCPを失踪せずに最後までしっかり解説する事だろう。特にただでさえ難解で、考察どころか最後までやりきるのが困難であるSCP-5000の解説を考察も含めて最後まで完走したのは高く評価できる。このまま星5つまであげたいところだが、たまに茶番のパートで魔理沙が霊夢に対して見下したり、小馬鹿にしたりするような言動があるのが不快に感じることがあるので、その点がマイナスとして星4つとさせてもらった。
2025年3月11日 17時37分を投稿した匿名だが、改めて見ていく内に印象が変わって来たので再度書き込みさせていただく。
全て確認できたというわけでは無いのだが、近年投稿されている動画では、魔理沙が霊夢を見下す事例がある以外にも解説役のゆっくりの言動がノイズに感じてしまうケースが見られる。
特に自分がそう感じたのはSCP-2024-JPやSCP-2935で、前者は感動のストーリーが有名なSCPなのだがラストシーンで霊夢を大袈裟に泣き叫ばせた末に何故かエヴァ初号機に変身させるという、本編と関係ないオチのせいでSCP本編の感動が台無しにされており、後者は理不尽なまでに初見殺しな性質のSCPなのに霊夢と魔理沙が財団の無能とやらかしのように扱う、霊夢がケラーが原因かと決めつけて真相が判明した途端に白々しく手のひらを返すという、報告書の中の存在である事をいい事に、一方的に言いたい放題に言うようなノリが不快で、こちらもせっかくの後味が台無しになってしまっている。
ネタやギャグのような内容のSCPならこれで良いかもしれないが、感動的だったり切なくなる内容のSCPに対してまでこのようなノリを持ち込むのは、『悪い意味で平等』と、言わざるを得ない。初見さんの反応というつもりなのかもしれないが、あくまでこの動画のメインはSCPの解説なので、解説役の人間性のリアリティは求められたものではない。
考察方面もがっつり社会風刺系で神格要素薄いSCP1645-JPの正体を神の仕業としたり、ペスト医師として有名なSCP-049の話す悪疫の正体を特に年齢的にな話しがなかったにも関わらず老いと言ってみたりするなど個人の解釈の違いと片付けるのも難しいような、無理のあるものもいくつか出てきている。単純に文脈を読み間違えている時があるのも気になる。
恐らく他のSCP解説動画との差別化と動画がワンパターンにならないようかつ味気なくならないようにする為で悪気はないのだろうが、それを重視するあまり無理をしているように感じる。少なくとも霊夢ら解説役のゆっくりの反応は控えめにし、他の動画の存在を強く意識せず多少の被りは気にしない姿勢でいった方がいいように思う。