貧乏中年TV

そもそもの始まりはこたつが仕事も家も嫁も失くし、
一文無しになったのを切っ掛けに見かねたシロッコが、
ボロ屋を提供しYoutubeで成り上がろうという企画である。
推測だが、シロッコのミニ四駆動画にこたつが
確認できるため、ミニ四駆つながりと思われる。

当初、ボロ屋のリフォーム、無人島サバイバル等を
行っており、方向性は手探り状態であった。
そんなとき、こたつが『ひとりかくれんぼ』を実行したのを
切っ掛けに火が着いて、心霊系へと舵を切る。というより
完全に全振りした。
心霊系配信者として確かな手応えを得た彼らは大躍進するのである。

が、この時点で初期のヤラセが疑われる。
就寝するこたつを映していたカメラが勝手に動いたのである。
この疑惑に関し、詳細は避けるが巧妙に画角調整し、あたかも
カメラが勝手に動いたような演出をしたとの指摘があった。
しかし、この時期はまさに彼らが乗りに乗っていた時期であり、
「つまんない言い掛かりは止めろ」と一笑に付される。
この一件が後々単なる戯言ではないのではと注目される。

とはいえ、心霊スポットに単身乗り込み検証するスタイル。
特に一時間一人待機が反響を呼び、こたつは勇者と称えられる。
まれに心スポ一泊企画を実施し、恒例のこたつのキャンプ飯
コーナーは、何を見せられている？という声もあったが
概ね好評であった。後に2代目勇者が同じことをしたが
「飯食ってる場合じゃねーだろ」とお𠮟りを受ける。

順調に再生数・登録者数も伸び、【貧乏中年tv】の名は
心霊系のジャンルで一定の評価を得るまでになる。
が、この頃からシロッコ、こたつの関係が不穏になる。
年下のシロッコが年上のこたつにため口をきくように
なったのである。こたつもシロッコに対してため口を
試みたが、まるでケルヒャー並みに高圧的な反撃に
撃沈したのである。ここで主従関係が確立された。

それからも順調に伸び続け登録者１０万人も夢では
なくなってきたころ激震が走る。
そう、こたつの離脱である。
彼女にYoutuberを止める事が結婚する条件として
示されたのである。こたつは離脱を決心した。
しろっこの説明では、どうしようもないメンヘラ女で
何とかこたつを引き留めようとしたが駄目だったとの事。
動画では言葉巧みに悪女と印象付けた。
視聴者からも「シロッコさんは大人の対応！」と
絶賛を浴び、こたつと彼女は口汚く罵られた。

とはいえシロッコも一度覚えた蜜の味は忘れられなく、
心霊系にしがみ付き2代目を公募するのであった。
公募にあたってシロッコは、こたつのやり方を押し付ける
つもりはない。それぞれの個性を活かしてくれればいいと
言い切った。そしてオーディションの結果、選ばれたのは
「キョーヘイとトウマ」の二人だった。

この二人、キョーヘイが演者でトウマが裏方であったが
間もなくキョーヘイが姿を晦ます。そこからはトウマと
何故かシロッコが現場ロケとなっていき、いつの間にか
ロケはトウマの仕事になっていく。
その後、キョーヘイは本業の社長業が忙しく暫く登場しない
と発表があった。視聴者より「えっ？社長なら貧乏じゃない」
と真っ当な指摘を受けるも聞き流す。

この頃から、トウマもこたつスタイルになっていく。
恐らく再生数・登録者数が伸びるどころか下降したため、
焦ったシロッコが押し付けたとの噂が囁かれる。
段々とシロッコのパワハラ体質が牙をむき始める。
そして、ついに全国心スポバイク旅中のトウマの離脱となる。

トウマ離脱後は、シロッコと忘れたころに出てくるキョーヘイの
コンビで現在に至る。
が、シロッコの不都合なコメント削除ブロックが頻繁となり、
ミニ四駆の撮影に使っていたスタジオ小学校を視聴者からの
情報の体で心霊スポットにしたことがバレてしまう。
こうなると、初期の勝手に動くカメラもヤラセなのでは？
最近、ウルサイくらい音がするけどヤラセ？
との憶測を呼ぶ結果となっている。

また、最近のシロッコのパワハラ体質から、実はこたつの彼女は
あまりに無慈悲で横暴なシロッコからこたつを守ったのでは
ないかとの憶測もある。真相は如何に。

キョーヘイも近々離脱ではないかとの噂も絶えない状況だが、
これからの貧乏中年tvの行く末を見守りたい。

心霊YouTuberの中で、一番見応えを感じています。
明らかに物音や足音がしている時も、怖い怖いとパニックにならずに一人落ち着いて冷静にトリフィールドやスピリットボックス検証できる点は凄いと思います。
またカメラも丁寧にゆっくり回してくれるので、カメラ酔いしないところも◎です！

どんなに怖くても勇気を持ってグイグイ進む姿勢が凄いです。