キャンプってみんなでワイワイやるもんじゃないの?という世間一般の意見をひっくり返すヒロシちゃんねる。何か話すでもない、ネタを披露するわけでもない。芸人ヒロシが一人で野山へ行き、黙々とテントを張り、火をおこし、コーヒーを淹れ、メシを食う。ただそれだけなのになぜこんなにも癒されるんだろう? このチャンネルが大勢から支持されているのは、きっとみんなと一緒に賑やかにやることに疲れたり、一人でもいいんだなって気づいた人が多いから。私もその一人。自分の好きなことを貫いてるヒロシって、かっこいい生き方をしてるよなあとつくづく思うのだ。
自分が好きでやっているキャンプについて、変にカッコつけずにありのままにアップしているところがいい。ガチャガチャうるさい音楽もつけず、自分の姿をメインに撮影することもなく、テントの設営や焚火の風景を淡々と撮っているところから、本当にキャンプ好きなんだなということが伝わる。だからこそ、真のキャンパーたちからも支持されているのだと思う。都会の喧騒から離れて、自分も一緒に山の中に行っているような気分に浸ることができて癒される。
最近キャンプ系のYouTuberは多いですが、彼はキャンプ動画の先駆者でもあり、ヒロシのキャンプ動画はキャンプというよりかは、ガチサバイバル感があって面白い。
「便利なキャンプグッズを使ってキャンプ~♪」のようなノリではなく、主な所持品と言えば雨除けのタープぐらいで、床は現地のマルタを削って床にしたりと、見応え抜群です。自分では絶対に真似はしたくないキャンプですが、だからこそ見ていて楽しいです。
最低限の装備でキャンプしているので、自分がキャンプする時に何か忘れた時の参考になりそうです。
お笑い芸人ではありますが、笑いは皆無です。
もくもくとキャンプするだけ。
でも、ひたすら焚き火をするシーンなんかは、つい見入っています。
なんとなく見るにはちょうどいいYouTuberですね。
全然関係ないですが、近くの書店にサイン会に来られたので子供を連れて行きました。
ヒロシさんに子供の頭を撫でてもらいましたが、子供は全然喜んでませんでした(笑)
あとでヒロシさんのブログをみたら、うちの子供の写真がアップされていて、笑いました(笑)
見れば分かりますが、ずっと焚き火の炎だけが映っていたり、ヒロシさんが鉄板で肉を焼くだけの映像が流れたり(しかも本人は映らず、手元と鉄板の映像がメイン)と、興味のない人にとっては面白みがない動画ばかりでしょう。しかし、キャンプ、特にソロキャンプが好きな人にはなんだか良いんですよね。
企画力、トーク力、ルックスなどの各評価は低いのに、トータルだと何故か高評価になってしまいます。
実際、登録者数もかなりの数となって結構有名なチャンネルになってしまったので、時代とマッチしているのでしょう。
キャンプ動画としては後発組なのに何故か先駆者と崇められている。
野営系の人達が手に取らなかったピコグリルを流行らせたのは流石は芸能人と言ったところ。