話題のインフルエンサー達の本を、イラストとナレーションを加えた動画編集で要約しているチャンネル。
ぶっちゃけた話、やっている事は「ファスト映画」の「本」バージョンなわけだが、ナレーションとイラスト追加による動画のかさ増しで直接的な引用の割合を薄め、著作権違反を回避しようとしている。
尚、チャンネルで取り扱っている「本」というのは、表紙にインフルエンサーである著者の顔がデカデカと載っているような、どちらかといえば頭の悪い人をターゲットにした本(今話題の売れている本系)であり、学術的に価値のある本や話題性のない本というのは取り扱っていない模様。
沢山の本を読んでて、内容もまあ読んでない人にも分かりやすくまとめられているけど、
事業家集団環境の構成員の本も要約してるな
あいつらの本は成功したいだけの人間をカモに大金を出させようとする危険な本だ、悪い本だ
でも本人達に悪気はないみたいなので4点でいいか
【要約】というタイトルに反し、ある一冊の本を取り上げるにも、とにかく前置きが長い。
本の主題を一言説明して ⇒ 前例を幾つも挙げ ⇒ 『こんな事ないですかぁ?』『ありますよねぇ。』を繰り返し ⇒ 読んだ効果を抽象的に述べ ⇒ さんざん前置きして前置きして、お膳立てして、お膳立てしてからの ⇒ ようやくの、解説の始まり。となるのが構成。
まあ、定められた時間で動画を作らねばならないだろうし、【要約】といっても売れ行きを妨害できない程度にとどめなければならないのでこういう作りとは思うが、じれったくて聞くのをやめた。
書いていて思ったが、このチャンネルは【要約】というより【漸く】といったほうがしっくりする。
ガンになる、内臓がボロボロになるなど人の不安を煽ら内容が多い。なんでもすぐ信じてしまう人は不安に駆られる内容ばかりで面白いと思ったことがない。タケミの喋り方も苦手
ビジネス系・お金・健康系の本を扱ってる。
ラインナップは他の本要約YouTuberとあまりかわらないが、この手の要約チャンネルでトップのサラタメ・中田敦彦よりも、ビジネス・健康特化で動画の数はそろっている。
だが、YouTube自体に出遅れた感が否めない。内容は悪くないが、どうしてもサラタメの二番手になっている。
2019年以前はYouTubeの運営からビジネス系動画全般がホーム画面に出やすいようお膳立てをもらっていたが、もう以前のようにビジネス系・ノウハウ系動画が運営からプッシュされるのは難しいだろう。
読書オタクのタケミとリョウの二人が運営するチャンネル。難解な本、ページ数の多い本も、かみ砕いて誰にでもわかりやすく解説してくれる。また、通勤中や家事の合間の聞き流しも可能なように、動画を見ていなくてもわかるようにしてくれているのがとてもありがたい。彼らは他のチャンネルも運営していて、一日二本の動画をアップすることもある。編集は、おそらく外注しているだろう。健康・政治・経済から、もてるにはどうすればよいか、といったことまで、ジャンルが幅広くて視聴者を飽きさせない。「凶器本」といわれるほど分厚い、読書猿氏の「独学大全」の要約をしたのは、すごいの一言。