最短20秒、長くても3分あるかないかのショートアニメなのに、短時間でめちゃくちゃ笑わせてくれる。美術2の人という名前に相応しい画力で、しかもほぼ動くことのない1枚絵なのに、それがまたシュールで面白い。キャラの掛け合いも絶妙。やけに中毒性のある関西弁で「あ~、この関西弁、聞いててめっちゃ気持ちいいわ~。」ってなって、何度も繰り返し見てしまう。漫才コンビの和牛とアキナと漫画家の増田こうすけを足した感じ。名前は『美術2の人』だけど国語の才能は100だと思う。
とにかくシュールで刺さる人にはものすごく刺さるタイプの動画です。
日常の中のちょっとくすっと笑える題材を扱っていますが、内容は奇想天外でいつも終わり方は斜め上。
中毒性があり、一つの動画を見ると次の動画が見たくなります。
絵がすごくうまいわけではないのですが、シンプルで見やすいです。
人生において無くても困らないけど、あるとなんだか癒される、そんなコンテンツです。
更新頻度は低め。
大体登場人物が2人で、基本絵は動かず、ボケとツッコミのトークで進んでいくアニメ。大衆向けでは無いかもしれないが、刺さる人には刺さるものがある。更新がゆっくりめなことが玉に瑕。また帰ってきて。
だいたい毎回登場人物は2名のアニメキャラ。そのキャラクターの絵がとぼけた感じで単色ベタ塗なのに、色合いがなんだかいいんです。
また、だいたい困っているはずのキャラ側が、理論派で論破していくパターンなのですが、そこがいい。弱者であるはずのキャラが、頭脳で勝っていく。そこがいいですね。
実際の人間関係に置き換えると、嫌われるだろうな、と思うキャラですが、不条理な社会や会社生活の中に、こういう人がいてくれて、上司などにこういう風に対応してくれたら、ヒーローだろうな、とも思う。